栂野彦八(とがの ひこはち)

江戸時代後期の越中国婦負郡四方(よかた)町(今の富山県富山市)年寄。行商の禁止で疲弊する漁民を救うため郡奉行に嘆願するも受け入れられず、屋敷内で切腹して果てる。これを契機に禁令が解かれたため、町民らは石像を造って都賀比古神社に祀り、現在は四方神社に合祀されている。


栂野彦八顕彰碑

2023年5月24日義民の史跡

文化3年(1806)、越中国婦負郡四方町(今の富山県富山市)の町年寄・栂野彦八は、漁民によ ...