諸岡太左衛門(もろおか たざえもん)

江戸中期の上総国天羽郡金谷村(今の千葉県富津市)の農民。当時は旗本の白須政雍の知行地だったところ、天明の飢饉の最中に鉈止めと称する入会山利用の禁止と増税が命じられたため、他の農民たちと大挙して江戸の白須邸で門訴を行う。結果として布告は撤回されて旧に復したものの、入牢中の天明6年(1786)に獄死。菩提寺の華蔵院に墓が営まれ、富津市史跡として指定される。


諸岡太左衛門の墓

2023年6月3日義民の史跡

天明5年(1785)、上総国天羽郡金谷村(今の千葉県富津市)百姓・諸岡太左衛門が在地役人の ...