島田紋次郎(しまだ もんじろう)
【別名】上名栗村(かみなぐりむら)紋次郎

江戸幕末の頃の武蔵国秩父郡上名栗村(今の埼玉県飯能市)の大工。横浜開港後のインフレによる米価高騰などに端を発した慶応2年(1866)の「武州世直し一揆」の頭取となる。上武一帯の200か村・10万人が参加した大一揆に発展し、幕府や藩兵・農兵らにより7日間で鎮圧される。後に召し捕られて死罪と決まるが、処刑前の同年中に獄死している。


2023年5月21日義民の史跡

島田紋次郎の墓

慶応2年(1866)、横浜開港後のインフレによる米価高騰を契機として、上武一帯の200か村 ...