遍照坊智専(へんじょうぼう ちせん)
【別名】憲勢法印

江戸時代中期の佐渡国(今の新潟県佐渡市)雑太郡長谷村の遍照坊住職。明和4年(1767)、不作の中で年貢を厳しく取り立てた代官所への強訴が企てられるが未然に発覚し、訴状をしたためた遍照坊智専のみ死罪となった。稲の害虫ウンカの発生は怨霊の仕業と噂され、佐渡各地に供養塔が建てられた。


憲盛法印大供養塔

2023年5月17日義民の史跡

明和4年(1767)、風雨と虫害のため不作となった佐渡国(今の新潟県佐渡市)では、佐渡代官 ...