万石騒動の三義民

万石騒動の三義民まんごくそうどうのさんぎみん

正徳元年(1711)、安房北条藩で年貢減免を求めて藩邸に門訴し処刑された名主3名を指す。安房北条藩は1万石の小藩で、家老に川井藤左衛門を登用して年貢増徴を行うが、百姓の反発を招いて江戸藩邸での門訴や幕府老中への駕籠訴に発展した。最終的に幕府評定所の詮議を経て、川井は死罪、藩主の屋代家は改易となった。

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