棚橋道雲

棚橋道雲たなはし どううん

江戸時代中期の近江国浅井郡香花寺村(今の滋賀県長浜市)の農民。名は長兵衛、又は長治郎とも。美濃国(今の岐阜県、愛知県の一部)から移住して産を成し、公卿・烏丸光栄の知遇も得た能書家と伝わる。凶作下で大和郡山藩が早急に年貢を賦課したことに反対した村役人らが重罪に問われようとしたところ、責任を一身に負って享保20年(1735)に処刑されたという。

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