杉箸村甚三郎

杉箸村甚三郎すぎはしむら じんざぶろう

江戸時代後期の敦賀郡刀根村枝郷杉箸村(今の福井県敦賀市)の農民。天明4年(1785)の凶作に伴う米価高騰下で起きた「敦賀町打ちこわし」の頭取として捕らえられ斬首された。

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義民の史跡

甚三郎の供養石仏(杉箸村甚三郎と敦賀打ちこわし一揆)

天明4年(1784)、越前国小浜藩領の敦賀町(今の福井県敦賀市)で米価高騰に反発する打ちこわしが発生し、頭取として敦賀郡刀根村枝郷(今の敦賀市)甚三郎らが処刑されました。しかし、安値米の販売や施粥などが進んだことから、密かに供養のための地蔵...