佐藤太郎右衛門(さとう たろうえもん)
【別名】佐原村(さばらむら)太郎右衛門

陸奥国信夫郡佐原村の百姓で、享保14年(1729)に起きた信夫・伊達郡の一揆の頭取となる。当時は幕府代官により定免法採用と年貢増徴が行われ百姓が困窮していたことから、信達地方の百姓が代官所に年貢減免を娶る強訴を行い、あわせて佐藤太郎右衛門が江戸に上り目安箱に訴状を投函した。太郎右衛門は江戸潜伏中に捕縛され、佐原荒田口で処刑された。


義民太郎右衛門霊堂

2023年5月28日義民の史跡

享保14年(1729)、幕府代官・岡田庄太夫による定免法採用と年貢増徴に反発し、陸奥国信達 ...