佐藤甚助(さとう じんすけ)

江戸時代前期の出羽国雄勝郡上到米村(今の秋田県雄勝郡羽後町)の長百姓。冷害による年貢未進が続く村の窮状を救うため、肝煎・遠山治兵衛とともに久保田藩主・佐竹義隆に駕籠訴をする。藩が検視したところ夏の土用に降雹があり、直訴が真実と認められて釈放され、年貢も軽減されたと伝わる。近代に入り甚助神社に祀られた。


甚助神社

2023年5月27日義民の史跡

正保2年(1645)、冷害に悩む出羽国雄勝郡上到米村(今の秋田県雄勝郡羽後町)の長百姓・佐 ...