最首杢右衛門(さいしゅ もくえもん)

江戸時代中期の上総国夷隅郡深堀村(今の千葉県いすみ市)の組頭。旗本・阿部正甫(まさはる)の駿府在番に伴う御用金400両の賦課に対し、減免を求めて江戸屋敷に門訴したため斬首される。処刑後に領内の5か村が施主となり菩提寺の坂水寺に供養碑が建てられ、いすみ市指定文化財となっている。他にも最首家墓地から「而為百世神」などと刻み杢右衛門を讃える墓碑が出土した。


2023年6月3日義民の史跡

杢右衛門の碑

寛延3年(1750)、上総国夷隅郡深堀村(今の千葉県いすみ市)組頭の最首杢右衛門は、御用金 ...