大竹半十郎

大竹半十郎おおたけ はんじゅうろう

江戸中期の陸奥国白川郡上野出島村(今の福島県白河市)の一揆指導者。寛政10年(1799)、越後高田藩領だった陸奥国白川・田村・石川・岩瀬4郡の村々において大庄屋や駒付役らの中間搾取に憤った百姓が蜂起した浅川騒動の頭取となり、翌年打首に処せられた。浅川の花火は一揆犠牲者の供養を目的に始まったとの説がある。

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義民の史跡

浅川陣屋刑場跡碑(大竹半十郎と浅川騒動)

寛政10年(1798)、高田藩領である浅川陣屋支配の村々において、大庄屋や駒付役らによる年貢諸役の私的流用に憤った百姓が蜂起する「浅川騒動」が起こりました。藩は大庄屋らを罷免したものの、一揆首謀者として陸奥国白川郡上野出島村(今の福島県白河...