百姓一揆の遺跡を訪ねて
忍足佐内(おしたり さない)【別名】忍足善兵衛
江戸時代の安房国平郡金尾谷村の名主。安房勝山藩主・酒井忠隣に対して年貢減免と御国奉行・稲葉重佐衛門及び代官・藤田嘉内の不正を直訴(門訴)しようとして、かえって捕らえられて白塚川原で処刑された。その後も妻や母が幕府老中への駕籠訴を行うなどして不正が発覚し、稲葉・藤田両名は酒井家を追放となり、忍足家も再興された。明治時代の自由民権運動のなかで再評価され、処刑地近くに「義民忍足佐内殉難の碑」も建てられた。
2023年6月1日2024年11月3日義民の史跡
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