大塩平八郎(おおしお へいはちろう)
【別名】大塩中斎

江戸時代後期の陽明学者・元大坂町奉行与力。天保の大飢饉に当たり無策を続ける奉行所や私欲に走る豪商に憤り、大坂市中で「大塩平八郎の乱」を起こしたが、幕府軍に敗れ潜伏先で爆死した。庶民からは「大石様」と崇められ、越後国柏崎の「生田万の乱」、摂津国能勢の「能勢騒動」にも波及した。


大塩平八郎の墓

2023年5月31日義民の史跡

天保8年(1837)、「天保の飢饉」に対する幕府の無策と私欲に走る豪商らに憤慨し、元大坂町 ...