百姓一揆の遺跡を訪ねて
片岡万平(かたおか まんぺい)【別名】生板村(まないたむら)万平
常陸国河内郡生板村(まないたむら、今の茨城県稲敷郡河内町)の百姓。代官の吉岡次郎右衛門が凶作時に重税を課したため、文化14年(1817)、天領8か村の百姓463人で江戸の代官屋敷に門訴を行う。片岡万平のほか、同村の石山市左衛門・成毛与五右衛門の3人で幕府勘定奉行にも越訴し、捕らえられて吟味中に獄死。文政6年(1823)に供養のための法華塔が地元の妙行寺境内に建てられており、「生板の三義人」として知られる。
2023年5月28日2024年11月4日義民の史跡
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