菅野八郎(かんの はちろう)

陸奥国伊達郡金原田村(今の福島県伊達市)の農村思想家。神君家康公の夢告として幕府に海防を献策し、安政の大獄で八丈島に遠島となる。赦免後は故郷で農民を集め自衛組織「誠心講」を立ち上げたが、慶応2年(1866)に信夫・伊達両郡で発生した「信達騒動」の指導者と見られて入牢した。


2023年5月29日義民の史跡

菅野八郎自刻之碑

慶応2年(1866)、幕府が生糸・蚕種の売買に改印制を導入して冥加金を徴収しようとしたこと ...