藤田民次郎(ふじた たみじろう)

江戸後期の陸奥国津軽郡鬼沢村の百姓。文化10年(1813)、弘前藩では蝦夷地警備や冷害によって百姓の年貢の負担が高まる中、2千人が弘前城下に押しかけ強訴する一揆が発生、藩は蔵米放出や年貢減免などで対応するが、民次郎はこの一揆の首謀者として名乗り出て斬首され、後に義民として崇められた。


義民藤田民次郎顕彰之碑

2023年5月22日義民の史跡

文化10年(1813)、弘前藩領の百姓2千人が城下に押しかけ、冷害による年貢減免を求め強訴 ...